会社が息苦しい。
これからの人生どうしよう。
転職した方がいい?
このような悩みがある方におすすめなのが、「2022―これから10年、活躍できる人の条件」です。
「いい会社に就職できたら一生安泰。」なんて時代は終わり。
この記事では上記のような悩みを解決できるヒントを書いています。
会社の寿命に関する見解は様々で、昔は30年と言われていましたが、今では20年前後、もはや10年もたないという意見もあるそうです。
そんな現代社会で生き抜きていくためのヒントが「2022――これから10年、活躍できる人の条件」に書いてあります。
著者の神田昌典さんは経営コンサルタント・作家で、日本を代表する国際的マーケッター。
そんな神田さんが2012年当時、10年後の未来に何が起きるかを予測しながら書いた1冊になります。
会社は変わらないから自分が変わろう
会社で若い人材が組織改革のアイデアを出しても却下されていませんか?
却下の理由は現状維持でうまくやれているから。
しかし時代の流れとともに求められるものも変わります。
会社を牛耳っている40〜50代の頭が固いと、若い人材は息苦しい思いをするハメに。
会社の寿命について本書では、会社という組織自体がなくなるのでは?と言及しているほどです。
会社は規模が大きいほど変革が困難
会社組織は大きくなればなるほど、変革のアイデアが通りにくくなります。
理由は大きい組織ほど会社が動くまでにいくつもの関門が待ち受けているからです。
よほど業績が悪くない限り、現状維持バイアスが働いてきます。
現状維持バイアスは、変化を避けて現状維持を望む心理作用のことです。
一つの会社に依存するのは危険です。
日本は超高齢化社会のトップランナー
日本の経済成長は止まっています。
一番消費が多い50歳前後の人口は年々減っていく傾向であり、他の先進国の多くは同じような状況です。
人生は100年時代。
医学の進展により世界中どこの国も超高齢化社会に向けてまっしぐら。
しかし見方を変えると日本は超高齢化社会のトップランナーです。
年齢がいけばいくほど、消費が伸びる市場を挙げれば、健康、医療、介護、旅行、そしてスポーツ施設の利用、さらには、なんと宗教がある。
神田昌典. 2022これから10年、活躍できる人の条件
本書から一部引用しました。
超高齢化社会になっても伸びる市場はあります。
健康、医療、介護などの産業分野で高い技術を発揮できれば、世界中で日本製のサービスを求められるようになります。
実は超高齢化社会のトップランナーであることは将来的にはビジネスチャンスでもあるんです。
超高齢化社会、人生100年時代にどう対応していくかが全世界のテーマになってきます。
副業はサラリーマン必携の武器
会社に依存しない方法に副業があります。
簡単に始められる副業
- YouTube
- 動画編集
- プログラミング
- ブログ
- アフィリエイト
- ハンドメイド
まずは20〜30代のうちに自分が好きなもの、熱中できるものを見つけてください。
そして『好き』を発信する副業をやっていきましょう。
私の場合は”読書をブログで発信”することです。
あなたが会社でいくら活躍しても会社の評価が上がるだけ。
会社が倒産したら積み上げは0。
副業はどうかと言うと、僕の場合なら「読書ブログのヨミタクさん」なんて感じで、名刺がわりになります。
副業でスキルアップが期待できるもの
- 心理学
- マーケティング
- ネットのスキル
- セールスライティング
その他、多くのことに興味関心が出てきます。
毎日が充実した1日になり個人として成長するので、いつの間にか本業である会社での評価も上がっているはずです。
あなたが変わった結果、
会社を変えるチャンスも巡ってくる。
副業に興味が出た方はこちらの記事もどうぞ
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まとめ
本記事では以下のような内容で神田昌典さんの著書「2022――これから10年、活躍できる人の条件」を紹介していきました。
- 会社はなくなる
- 超高齢化社会はビジネスチャンス
- 副業をしよう
本書では東北の震災後に書かれているのですが、これから2022年までの10年でさらに日本の状況が一変すると予言しています。
先ほどのまとめ例で言えばこんな感じ。
- 会社はなくなる
⇨個人で働くフリーランスが増えてる - 超高齢化社会はビジネスチャンス
⇨宅食サービスや、高齢者の介護施設の多様化 - 副業をしよう
⇨2018年1月から副業解禁(働き方改革)
2020年に新型コロナでまさかのパンデミックになり予言通り、状況は一変しました。
本書の言葉を使うと、まさに「破壊」の時代です。
破壊の時代をどう生き抜くか。
ぜひ本書を手にとって読んでみてください。