話を聞いてくれない。
わかったふりをする。
そんな人のことを考えると心が消耗する…
このような悩みがありますか?同じ仕事をしていても目指すゴールが違うのか、協力してくれない人っていますよね。
この記事を読むと頭が固い人がいる理由がわかって、心がすこしホッとすると思います。
今回参考にした本はバカの壁。
バカの壁を読んだ結論をざっくりで言うと…
・真実は1つ。は思い込み
・個性は伸ばすな
・頭固い人は相手にするな
人の気持ちがわかる大人になれ
文明がここまで発展したのは、ヒトに相手の気持ちを理解しようとする「共通了解」という能力があったから。
動物のように本能のまま生きていたら、ヒトはここまで進化していません。
あなたも「相手のことをわかったつもり」になっていませんか?
例えば、女性のお産。
お産の経験は女性にしかわかりえないし、男性がいくら分かろうとしても他人事です。だとしても、男性がお産に立ち会えばそのリアルを知ることができます。
お産は大変という情報は昔から変わりません。変わるのは経験した後の「自分の意識」です。
わかった気にならないで知ること、つまり人の気持ちがわかる努力がめちゃくちゃ重要です。
真実はいつもひとつではない?
私は私。とおもうことなかれ。
個性とは個体がもつ性質、特徴をさします。
先ほども触れましたが、文明がここまで発展したのはヒトに相手の気持ちを理解しようとする「共通了解」という能力があったからです。
共通了解を置き去りにして、自分の意見を無鉄砲に発言するのは個性ではありません。
周りの意見にあわせて自分の考えも変化させる柔軟性を持つことが大切です。
「しっかりと自分を持て!」そう主張する人も多いですが、それでは自分の意見だけが正しいという一元論者になってしまいます。
真実はいつもひとつではないです。
百聞は一見にしかず
共通了解が文明を発展させてきました。文明が発展し、都市化が進み、人々の暮らしはどんどん便利になっています。今やDIYも料理もお掃除も、テレビやインターネットでやり方を見ればなんでも自分でできちゃう時代です。
しかし文明がいくら発達しても所詮はバーチャル。実体験をしたわけではありません。
視覚で情報を得ただけでは「しったつもり」になります。
やはり百聞は一見にしかず。
実際に自分の体を動かして体験しないとただの知ったかぶりになります。
体験して、人の気持ちがわかること。これが脳の個性を伸ばすことだと思います。
バカの壁のまとめ
わかった気でいるか、実際にやってみるか。
これでバカの壁のどちら側になるかが決まります。
話を聞いてくれない、頭が固い人は、あなたと壁をへだてて反対側にいます。
あなたとその人の間に、高い大きなバカの壁があるんです。
そんなことを相手にもとめてはいけません。
だってその時点で、あなたの意見が正しいという考えの、一元論者になってしまっていますよね?
人は変われます。
だけどそれを強要するといつしかあなた自身が壁のあちら側に行ってしまいます。
一番重要なのは、人の気持ちがわかることです。