独学は30歳過ぎても遅くない?頭がマジでよくなる「独学大全」要約・感想

サラリーマン

もっと学生の時に勉強しておけばよかった。

昔は成績良かったんだけど今はあいつの方が仕事ができる…。

このような悩みがある方におすすめなのが独学大全です。

独学ができるようになれば、あなたの知性も周りの評価も変化し、最高にポジティブな人生が待っています

 

ここで独学大全を読んだ僕の感想を一言。

ヨミタク
ズバリ、
独学はとにかく「継続する!」を第一目標にしよう!
頭がいい人とそうでない人の一番の違いは、勉強をしているかしていないか
これにつきます。いくら勉強のやり方が上手でも、勉強しないとインプット0ですからね。この本は継続の重要性を繰り返し語っています。

 

①学びの動機付けマップ
②1/100プランニング
③時間を確保する
④うまく学ぶ
サラリーマン
効率のいい勉強のやり方をはやく知りたい

これがみなさんの本音だと思います。

もしあなたに独学の習慣が身についていないなら、ぜひ上から順にやってください

継続して勉強できる精神を

サラリーマン

僕には強い信念がないんです。

独学はやるのも辞めるのもあなたの自由。でもここで考えてほしいのは、みんな強い信念を最初から持っていたわけではないです。

そういう面で言うと、独学と筋トレは似たとこあるかなと思います。筋トレはほとんどの人は継続できませんが、一部のストイックな人は激しいトレーニングを毎日のように続けていますよね。彼らも最初から強い信念があったわけではなく、継続しているうちに強度も信念も強くなっただけです
  • 筋肉ムキムキになりたい
  • モテたい
  • 太りたくない

動機は人それぞれだと思います。上記のような願望があって筋トレを始めても3週間以内に嫌になる人ばかり。

そうならないために動機づけマップをつくることをおすすめします。

動機づけマップ

サラリーマン
筋トレをしようと思ってやり始めたけど、3日でもうツラい
そんな時にやってほしいのが動機づけマップを作ることです。
まずは筋トレをしようと感じたきっかけとなる出来事を探して、その出来事が与えた影響を書き出します。
出来事:RIZAPで体つきが変わった芸能人を見た
影響:自分も変わりたいと感じた、筋肉のついた体がカッコいいと感じた。
そしてその影響を評価し、理由づけをします。
評価・理由づけ: 筋トレを始めるきっかけになり肉体改造は誰でもできると思えた。

図のように動機づけマップを書くことで、過去の自分の志を後から再確認することができます。
この作業が志を強固するので大事であると筆者は言っています。
サラリーマン
「カッコいい自分になる」という目標で始めたのに、いつの間にか「毎日筋トレする」が目標になり、きつくて断念。
こうならないためにも動機づけマップを作って、いつも目にするようなところに置いておくのが良いかと思います。

小さく、毎日行動。(1/100プランニング)

何度も言いますが、独学で一番重要なことは継続できることです。
学びに対して動機づけマップを作っても、まだ志は未熟なまま。そこで次にやってもらうのが、1/100プランニングです。
ヨミタク
1/100プランニングとは目標を100分割して小さくしてコツコツ積み上げること。
例えば英単語を100覚えるという目標なら、1日1単語覚えることを継続して100日後に達成する感じです。これなら無理なく続けられそうですよね。毎日無理なく行動できる目標をつくって、小さく始めるのが1/100プランニングです。
大事なのは毎日着手すること
未完成で中断した作業は、やりたくなってしまう心理効果(オヴシアン・キーナー効果)があります。しないといけないけどできなかった(未着手)ではなく、したけれど目標まで到達していない(未完成)状態にすることが独学ではとても大事です。

時間と効率を考え始める。

学びの動機づけマップで志を強くし、1/100プランニングで毎日行動。すると3ヶ月後には習慣化され、かなり効率良く独学ができるようになっています。習慣化できてきたら時間と質を上げていきます。

新しく習慣を作る時に必要なのは、古くて不要な習慣を消すことです。これができないと結局独学にしわ寄せがきて継続ができなくなります。

ヨミタク
ゴールデンタイムにテレビを見る習慣を削りました。
22時には夢の中です。
時間を増やすことに成功したなら、徐々に効率を上げることにもシフトしていきます
例えば読書ですが、僕の場合はただ本を読むだけでは1冊3時間くらいかかっています。それを再度読み返してノートにまとめる作業をするので合計1冊あたり5時間〜6時間くらい時間をかけて読んだあと、ブログを書いています。(独学大全は読むのに倍以上かかりました)
本の読み方もたくさんの技法があります。この読書の仕方が網羅されているのが独学大全の真骨頂だと思います。
ちなみに僕がこれから取り入れようと思っているのは転読と掬読です。時間短縮のためにまずはパラーっと本の全体像を捉え、全体の文章量とか目次や図解、序論、結論、大見出しなど目を通しておく。
独学大全はKindleで読むと1000ページ中200ページくらいは引用とか索引の部分です。これを知らずに読むとペース間違いますよね。なので転読→掬読をやれば全体像がぼんやり見えているので、本を精読する時のスピードが上がることが期待されます
ヨミタク
僕みたいにバカ正直に最初から精読していませんか?
すぐにやめましょう(笑)

独学大全のまとめ

独学大全は高度な独学のテクニックが紹介されている一方で、独学を習慣化する方法まで網羅されています。

「独学を始めたい」と思い始めた初心者から独学中級者までしっかり学べる鈍器本(分厚いと言う意味で)です。

最初に言いましたが、頭がいい人と悪い人の一番の違いは勉強をしているかどうか。質とか量はどうでも良くて、まずは毎日勉強をしているかどうかです。この本は継続の重要性を本当に繰り返し語っています。

 

①学びの動機付けマップ
②1/100プランニング
③時間を確保する
④うまく学ぶ
①、②は最重要。習慣化できてきたら、③、④にも着手する。
以上の4STEPを55の技法にわけて紹介しているので、読めばあなたにもしっくりくる技法が必ずみつかります。
独学のためのハンドブックと思っていますので、僕はKindleでダウンロードするのがお勧めしてます。
ヨミタク
800ページの本なんて持ち歩けないですもんね。