いつも我慢してイライラ。
なのに成果が出ない…。
☑︎頑張ることが正義ではない
☑︎最小の努力で最大の結果が出る
☑︎イライラしなくなる
上記のような効果があったら毎日が充実しそうですよね。
サラリーマン 仕事が多くて大変。 あれこれ悩んで動けない。 周りの期待に応えたい…。 上記のような悩みを解決できる本が「エッセンシャル思考」です。 この本を読むと、サラリーマンとしてあなたが何を大切にすべきかが[…]
エフォートレス思考とは
エフォートレス思考は英語でeffortless。訳すると「努力しない思考」という意味になります。
日本では一生懸命に働くことが美徳と考えられる傾向があります。しかし、会社の目的は成果を出すこと。
成果が出ないと「死ぬほど頑張りました」と言われても評価できませんよね。最小の努力で最大の成果を求めるのがエフォートレス思考の根幹です。
頑張ることが正義ではない
例えばグーグルマップなどの地図アプリで目的地に向かう時をイメージしてください。アプリは目的地に最速ルートを提示してくれるので余裕で成果がでます。
余裕で成果が出るポイントは、目的地を決めていることです。
例えばダイエット。明確なゴールを設定していないのに、「毎日5kmランニングをする」なんて目標を立てがち。どうせ続かないし、そもそも雨の日はどうやってランニングするの?という疑問にも気づきません。
目標の設定を”毎日5kmランニングする”ではなく、”半年後までに体重60kgにする”とするとゴールがわかりやすくなります。目標を明確にして”ダイエットに成功する”とは具体的にどうなることがゴールなんだ?と考えることが重要です。
不足思考から充足思考へ
不足思考とは自分には何が足りないかに目を向ける思考です。本書では不足思考よりも充足思考になることをすすめています。
不足思考は足りないものに目を向けているため、「あれがほしい」「これがほしい」と目先の成果に目移りしやすい状態。これでは何が重要で、何が重要でないのかがわからなくなります。
これはエッセンシャル思考ではない状態。
前作を読むと理解が深まります。
不足思考の逆である充足思考になることが本質的な思考(エッセンシャル思考)になりそうです。
不足思考と充足思考の違い
充足思考は今あるものに目を向けるようになります。充足思考は成果が出やすく、今あるものがどんどん拡張されていきます。今あるものが拡張された結果、不足してものも手に入りやすくなります。
副業で成果を出したいという目標を立てるなら?
やったことがない副業に手をつけるよりも、現在やっている副業をもっと伸ばした方が近道ですよね。そんなことはわかっていても、不足思考だと心が満ち足りないので諦めたり他の副業に手をつけたりします。やっていて苦にならない、というのはあなたの強みです。その強みを最大限伸ばしていきましょう。
スキルを伸ばした先に不足していたものが手に入るかもしれません。
エフォートレスな仕組み
エフォートレスな仕組みの作り方は本書では5章に分けて書かれていますが、私が一番大切だと感じたのは”一生ものの知識をつける”こと。読書はこの世で一番レバレッジが高い活動です。読書で原則や基本を学ぶことができると応用力をつけましょう。
単純接触効果ーザイオンス効果ー
単純接触効果は、繰り返し相手と会うことで相手の好意が増してくるという心理効果です。私はこの心理効果を知っているので、好きな人には挨拶を頻繁にするなどして接触回数を増やします。
一方で知らない人はどうでしょうか?シャイな人は「恥ずかしいから」といった理由で会うこと自体を避けがち。これでは相手からの印象は良くならないどころか、嫌われていると感じるかも。世の中には原理原則があるのに、学ぶことや実践することができていません。原理原則を学び、応用することができればエフォートレス思考になれます。
まとめ
この記事では以下のような内容でエフォートレス思考の紹介を書いていきました。
- 1 エフォートレス思考とは
- 2 頑張ることが正義ではない
- 3 不足思考から充足思考へ
- 4 エフォートレスな仕組み
本書を読むともっとたくさんの努力しないで成果を出すための精神、行動、しくみを知ることができます。
そう思った方は本書を手に取ってください。
最後にヨミタク的補足
成果を出すには余白がすごく大事だと思います。突然舞い降りたビッグチャンス。自分が忙しすぎるとビッグチャンスを掴むことができないし、そもそも気づくことができないかも。
まずはいらないものを捨てる。余分な習慣、余分な仕事。無駄な努力は排除して自分の時間にもっと余白を作りましょう。