子育てって難しい。
情報が多すぎて正解がわからない。
このような悩みを持っていますか?
この記事ではベストセラーの子育て本「子育てベスト100」を読んだ僕が、ここは特に大事だと思う部分を紹介していきたいと思います。
・読み聞かせは大人の読書と同じ
・逆境に負けない子にできる
子育てベスト100は最新の子育て辞書
子育てベスト100は著者の加藤さんが厳選した最先端の新常識を100の方法、421の具体策が載っています。
本書は下記6つのセクションに分けて100の方法を紹介。
思考力
自己肯定感
想像力
学力
体力
100の方法と、421の具体例が膨大に感じますが読んで見るとサクッと読めます。
例えば「良質な睡眠をとる」が最新の新常識の1つとして紹介されています。
具体策として食事は寝る3時間前に済ませる、お風呂は90分前がベストなど。
1つの新常識に対して数個の具体策が載っているためすぐに実践しやすい内容になっていると思います。
まさに辞書がわりに一家に一冊持っておきたい。
そんな本です。
子育ては親の行動が一番大事
子どもは親を手本にして育つ。毎日の生活で親の姿こそが子どもに大きな影響を持つ。
「子どもが育つ魔法の言葉」:ドロシー・ロー・ノルト博士。
親は子どもにとって人生で最初に出会う最も影響力のある存在。
親の行動をマネしながら育っていきます。
親は子どもの鏡です。
子どもの成長と同時に親も成長していくのが子育ての原則であると思います。
早寝早起きも、テレビも読書も親の生活のマネ。
親ができてないと説得力がないですよね。
自分たちができていないのなら親の行動から変えましょう。
お手本からたくさんのことを吸収する観察力
親の行動をマネしたものが「ごっこ遊び」です。
なのでごっこ遊びはとても重要。
親が買い物をしているところや、料理をしているところ。
本書では親もなりきってごっこ遊びに参加すると、子ども観察力はアップするのだと言います。
たしかに大人も参加するとごっこ遊びが一気にリアルになりますよね。
子どもが気づかないような細かな描写が大人が演じると、「そういう見方もあるんだ!」と、子どもの関心が湧くので普段の観察力が高まります。
ごっこ遊びは想像力や社会的な発達を促す高度な遊びです。
まずは親の行動を変えて見本にしてもいいようにすること。
そしてマネする子どもの想像を膨らませることができるような関わり方をしていきましょう。
読み聞かせは重要
私は本を読むことの重要性を発信しています。
読書は人を豊かにする最大の自己投資です。
子どもの頃から本を読むことは大事だと教えられてきているのに、読書の習慣がないのは親が本を読まないからだと私は思います。
何度も書いていますが、子どもは親のマネをしますから本を読む行動を見せることが重要になってくるわけです。
ここで問題となるのは、12歳ころまでは自分で読むよりも耳から聴く方に長けているということ。
大人のように黙読しても頭に入ってこないので理解が難しいので本を読む力がつかないのです。
だから読んで聞かせてあげましょう。
読み聞かせの注意点
読み聞かせ中に子どもが違う遊びをし始めてもやめてはいけないのだそう。
理由は遊びながら「耳で話を聞いている」から。
遊びながらちゃんと聞いているんです。
毎日10分でも時間を決めて親が本を読んであげましょう。
その習慣が将来、自分で読書する習慣に変わっていきます。
読み聞かせはとても重要です。
心も強い子に育てる
あなたは自分の強みがわかりますか?
わかってそうでわからないのが自己分析ですが、他人に「私の強みって、何だと思う?」と聞くとスラスラと出てくるものです。
強みは他の人よりも優れている部分。(得意なこととはまた少し違いますが)
自分よりも他者の方が理解していることが多いです。
では子どもの強みはどうでしょう?
子どもの強みを見つけてあげられるのは親だと思います。
子どもが落ち込んだときに、
「あなたは〇〇ができる子。✕✕ができなくても大丈夫だよ。」
このように声をかけてあげられるとストレスや困難から立ち直ることができます。
強みを見つける方法。リフレーミング
こどもの良いところを探そうとしても短所ばかり気にして強みが見つからない。
そんなときは、強みを見つける「リフレーミング」という方法があります。
考えるフレーム(枠)を変えて違う目線で見る。
ということです。
このように、一見短所に見えることでもリフレーミングすることでポジティブに転換できます。
自分の強みを知るのは自己肯定感に繋がります。
悩んでもまた立ち直れる。
メンタルが強い子にしたいなら、親が強みを見つけてあげましょう。
まとめ
この記事では以下のようなことについて書いていきました。
・読み聞かせは大人の読書と同じ
・逆境に負けない子にできる
正直、100あるうちの3を紹介した程度。
詳しくは本書を手にとっていただきたいですね。
子育てについて親が試行錯誤していく過程も子どもは見てマネするのだと僕は思います。
子育ての本を読んで親が勉強するのは必須です。
たくさん勉強して、後悔しない子育てをしていきましょう。