飽きっぽいだけ?
そもそも時間がかかって集中できない。
毎日1冊読書している。なんて話を聞いたりすると「僕とあの人では、脳が違うんだ」なんて思って、劣等感を感じてしまいますよね。
本を大量に読めるようになるスキルがあるのか?
結論から言うと、「問読、限読、掬読」この3つのスキルを使えば可能です。
本記事の内容は以下のとおり
- 問読⇨問いを作って読み始める
- 限読⇨制限時間をつくる
- 掬読⇨必要ないところは飛ばす
3つのスキルを使って多読しよう
最初に述べましたが、3つのスキルを使って本を読めば大量に本を読めるようになります。
あなたは1ヶ月にいくら本や雑誌に投資していますか?
毎週1冊でいい。本を読みましょう。それだけでトップ10%の読書家になれます。雑誌や本にかけるお金が1000円以下の人は34.4%、5000円以下の人なら91.5%。1冊1500円のビジネス書を毎週読めば上位90%に入る。これってまさに読書家ですよね?もう一度言います。毎週1冊本を読もう。半年で人生変わります。
— ヨミタク@読書家トレーナー (@yomitaku_book) April 27, 2022
週に1冊読めば、5000円前後の自己投資になります。まずは毎週本を読んでみることから始めてみましょう。
毎週読むだけで1年後には52冊。やってるうちに読むスピードが必ず上がってきますが、10年続ければ520冊は読むことができます。
そんなあなたのために、次の章から紹介する3つのスキルを詳しく紹介。
3つの読むスキルがあれば離脱することなく読書できますよ。
スキル① 問読
本を読む前にやってほしいことがあります。
それは、問いを立てること。
問いを立てる方法は以下のとおり。
- 表紙:タイトルやイラスト、読むと得られる効果など
- はじめに、あとがき:著者の本に対する思い
- 目次:本の構成・全体像が見える
上記3つを見ながら「この本から自分が吸収できるものはなんだろう?」など、自由に問いを立てます。
問いを立てることで不要なところは切り捨てたり、自分にとって重要なところに自然と目が止まりやすくなるものです。
理解度も読むスピードも早くなるので、1番最初にやった方がいい読書スキルだと思います。
カラーバス効果
問いを立てることで、不思議なことが起こります。
本文の重要なところが自然とわかるようになるんです。
例えば車を買い替えると「最近よく同じ車をみかけるな」と感じることがありませんか?
これはカラーバス効果という心理効果で、ある一つのことを意識すると、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象を指します。
問いを立てることで「〇〇について知りたいな」という意識が出ます。問いを明確にすることでカラーバス効果が働いて情報が集まりやすくなるというわけです。
スキル② 限読
制限時間を作ると作業のスピードは上がります。
あなたも夜に課題をやって、ダラダラと21時ころから3時までかかっちゃった、なんて経験ありませんか?
僕の学生時代は夜よりも朝に課題を仕上げるタイプでした。
その方が「7時までには終わらせたい」と考えるので、要領良く課題を済ませることができるんですね。
だから本を読む前に制限時間を決めることをおすすめします。
本のボリュームや図解・イラストの量などをざっと眺めて、「この量なら1時間で読めるかも!」みたいな感じで目標を作ります。
あとはタイマーをかけるだけでOK。
時間を意識しながら問いを立てて読むと集中力が爆上がりしますよ。
スキル③ 掬読
読むべきところと、読まなくてもいいところを分けて割り切って読む感じ。
別名スキミングという読み方ですね。
問読を意識することで自然とできます。しかし掬読をすると、さらに読書スピードが上がります。
読まなくても良さそうに感じるところは、飛ばしても内容はわかるはずです。
というか、勇気を持って文章を飛ばし読みした方が完読時間が短くなるし、重要なところばかり読むので、ぎゅっと凝縮されたエッセンスを脳に取り込むことができます。
「おっ?これは気になるな。」と思うところにフォーカスして読めば限りある時間をより濃く読書することができます。
80:20の法則
80:20の法則をご存知ですか。
イタリアの経済学者、ヴィルフレド・パレートが提唱したもので、「イタリア国民全体の二割が、イタリア全体の八割の富を生み出している」という有名な法則です。不思議なことに、この法則は、あらゆることに当てはまります。
本田 直之. レバレッジ・リーディング (Japanese Edition) (p.99). 東洋経済新報社. Kindle 版.
読書は「最初から最後まで一語一句読まないと読書ではない」と思いがちです。しかし、80:20の法則を当てはめれば、本が言いたい内容の8割は、2割部分を読めばわかるはずなのです。
「2割部分を読み込むぞ!」と思えば、自分には関係なさそうなところはざっと飛ばしながら読めますよ。
まとめ、参考書籍と感想
この記事では、本を大量に読めるようになるスキルがあるのか?という問いに対して、3つのスキル「問読、限読、掬読」を紹介しました。
- 問読⇨問いを作って読み始める
- 限読⇨制限時間をつくる
- 掬読⇨必要ないところは飛ばす
しかし、読むだけでは効果は不十分。
100倍の利益を生み出すには、読書後のフォローが大切です。
読書後のフォローの仕方については、僕が愛しているメモの魔力を読むことをお勧めします。
まずは読書習慣をつけること。これができないと100倍のリターンどころか、ノーリターンです。
あなたも読書家になってたくさん本を読みませんか?