セールスコピーなんて詐欺でしょ?鼻で笑ったあなたを後悔させる「セールスコピー大全」要約・感想

サラリーマン
営業成績が悪い。
副業をもっと伸ばしたい。
なぜか商品が売れない…。
このような悩みがありますか?

実は売れる文章を作って売上を倍増させる「セールスコピーライター」という職業があります。

 

売れる文章が作れるとこのようになります。

☑︎営業成績がアップして、収入と評価が上がる。
☑︎副業での収入がアップし、お金の不安が解消される。
☑︎今まで売れなかったモノを売ることができるようなる。

 

上記のような効果が出たら最高ですよね。

 

 

サラリーマン
それならセールスコピーを勉強しよう。

ということで今回はセールスコピーライターの大橋一慶さんが書いた「セールスコピー大全」を紹介していきます。

 

セールスコピーとは?

セールスコピー(Sales copy)は一般的には「物やサービスを販売するための宣伝文」という意味。

本書では売れるアイデアを探し、魅力的に表現する文書技術と表現しています。

 

考え方は以下の通り

①売れる世界を見つける
②その世界で求められる優れた提案を考える
③その提案を魅力的に伝える
本書では黒いバナナの売り方について例文を出しています。
あなたならこの黒いバナナをどう売りますか?
ちょっと考えてみてください。
次の章で本書にある解答例の1つを紹介します。

メリットではなくベネフィットが大事

物を売る時は商品のメリットではなくベネフィットを伝えるが重要です。

 

ベネフィットとは価値のこと。

本書ではメリットは特徴、ベネフィットは結果と説明しています。

 

おでんで例えると以下のような感じ。

 

 

おでんのメリットよりも、ベネフィットの方が購入意欲を刺激されますよね。

 

メリットのおかげでどのような価値ある未来があるか想像させること。

これがセールスコピーの大原則です。

 

黒いバナナを売るセールスコピー

「完熟した黒バナナはカレーの隠し味に最適です。
入れるだけで一晩寝かせたようなコクたっぷりのカレーになりますよ。」

前章の黒いバナナを売るコピーです。(上記は本書からの引用)

 

他にも「なるほど」と思う解答例があり勉強になりますよ。

詳しくは実際に読んでみてください。

 

3つのターゲットタイプ

 

商品を売りたい時、3種類のターゲットに分けることが重要です。

 

①その商品をめっちゃ買いたい人
②ほかにもいい商品がないか検討してる人
③商品をしらないけどベネフィットには関心がある人

図にすると以下。

 

 

①めっちゃ買いたい人

このターゲットタイプは、商品のメリットやベネフィットは十分わかっている可能性が高いです。

 

タイプ①は最安値情報、お得なポイント情報など探しつつ買うタイミングをうかがっています。

あと一押しを提案してあげると買ってくれるターゲット。

お得情報を提供することが商品の購入の近道になります。

 

②検討客

このターゲットタイプは他の商品と自分の商品と違いをアピールし、その違いからどんなベネフィット生まれるのかを説明することが重要です。

検討中のお客さんなので、ベネフィットの提供と「他のよりも、この商品が一番だよ!」という違いをアピールしましょう。

 

③商品をまだ知らない人

実はこのターゲットが一番客数が多いので狙うべきターゲットタイプになります。

 

こんなに素晴らしい商品があるよ!と、ベネフィットを教えてあげることが重要です。

例えば、「毎日30分掃除機をかける作業から解放されませんか?」というような文章で読者の注目を掴んで、ロボット掃除機を買うことで得られるベネフィットをいくつか提示します。

 

サラリーマン
読者はロボット掃除機は知ってはいるけど、どうせ高いから…。

実はこのターゲットタイプは買うこと自体を考えてなかったので、買った後のベネフィットを想像したことがない人が多いのです。

ロボット掃除機のベネフィット

・ロボット掃除機は価格も下がっていて、1万円台から買える
・椅子をテーブルの上にあげたり等、物を片付けてあげればOK
・床に物を置くのが掃除の際に面倒になるので、スッキリした部屋になる
・自然と出しっぱなしがなくなって綺麗な状態が維持できる
・ロボット掃除機の使用中は他の家事に時間を使える

 

こんな感じ。

もしロボット掃除機を持っていない人が上記ベネフィットを見たら、買いたくなってくるのではないでしょうか。

 

ちなみに僕が持っているのはAnkerのロボット掃除機。

頭のいいタイプの掃除機ではないのでゴンゴンぶつかりながら掃除をしますが、吸引力は凄まじいです。

我が家にもう一台あるコード付きのサイクロン掃除機よりもゴミをキャッチできるのでかなり重宝しています。

 

 

3つのコピーライティング

 

コピーは大きく分けてキャッチコピーとリードコピー、ボディーコピーの3つに分かれます。

その中でも一番大事なのがキャッチコピー。

ブログで言えばタイトル、YouTubeではサムネイルにあたります。

 

キャッチコピーで読者の心をつかまないと近づいてはくれません。

どんなにいいベネフィットを用意したとしても無駄になってしまいます。

 

この記事では最後にキャッチコピーに絞って簡単に説明していきます。

キャッチコピーの極意

キャッチコピーは読者の心を掴むためにあります。

 

どうすれば読者の心を掴めるかを考えてキャッチコピーをつくりましょう。

そのための極意を3つに厳選しました。

・シンプルにする
・ベネフィットを伝える
・続きを読みたくなる

とにかくこの3つを守ればいいキャッチコピーができる近道になります。

 

キャッチコピーの極意①シンプルにする

まずはシンプルに。

文章は長いと読まれなくなります。

ポイントは意味が伝わるギリギリまで文章を削ることです。

 

一度作ったキャッチコピーを見直して、文字数を半分に減らすつもりで添削するといいと思います。

 

キャッチコピーの極意②ベネフィットを伝える

この記事を読んだらあなたはどうなるのか。

これを伝えるのがよいキャッチコピーになりやすいと思います。

 

たとえばこのブログ記事のタイトルは下記。

売れる文章を作りたい方へ【5分で読める】セールスコピー大全の図解・要約

 

「売れる文章を作れるようになりたい」

このベネフィットが欲しいからあなたはこの記事を読んで、本書を買うかどうかを迷っていませんか?

 

このようにベネフィット提示することを意識しましょう。

 

キャッチコピーの極意③続きを読みたくなる

最後は続きを読みたくなる技術をつけること。

一番簡単なのはあえて未完成の情報を提示して、読み手の好奇心を高めるツァイガルニク効果という手法です。

 

商品名を隠したり、「…」で文章を終えるとツァイガルニク効果が発揮できます。

 

例えばこのブログのタイトルならこのような感じ。

「売れる文章を作りたい方へ。売上が倍増すると噂の本とは…」

どんな本だろうと興味が湧いてくると思います。

 

セールスコピー大全のまとめ

 

この記事では以下のような内容でセールスコピー大全の紹介をしていきました。

 

本書読むともっと細かいテクニックや、リードコピー、ボディコピーのテクニックが高くなります。

「売れる文章って、本当にあるのかも。」

そう思ってもらえた方は、ぜひ本書を手にとってみてください。