もっと頭がよくなりたい。
効率のいい勉強法が知りたい。
このような悩みをもっている人におすすめなのが、苫米地流「超」記憶法です。
この本を読むと、脳のに対する印象が変わると思います。
本を読んだ私の感想は
ズバリ、
脳は怠け者!
この記事ではIQ200の天才である認知科学者の苫米地さんの著書「苫米地流「超」記憶法」を読んだ僕が一般人僕でも真似できるものをまとめてみました。
・怠け者を利用した勉強法
・頭が良くなる思考方法紹介
絶対に抑えるべき脳の記憶特性3つとは
本書の苫米地流「超」記憶法で書かれている脳の記憶特性として大事なものは以下の3つです。
- 脳は通常曖昧な認識をする
- 脳は知っていることを覚えようとしない
- 脳の記憶は失敗駆動型
1つずつ説明していきます。
脳の記憶特性①
脳は通常曖昧な認識をする
脳は私達が思ってるより曖昧です。
正確な記憶をしていません。
例えば人の顔を覚えるとき、あなたはどう覚えているでしょうか?
- 目元が優しそう
- すこっしぽっちゃりしてた
- 髪がすこし長い
このようにざっくりと覚えます。
完璧に容姿を記憶するとヘアースタイルが変わったりするだけで脳は同じ人だと認識できなくなります。
脳の記憶特性②
脳は知っていることを覚えようとしない
脳は潜在能力が高く、普段はその1%も使っていないと言われています。
ポテンシャルは高いけれどだらしない。脳はそんなやつです。現代は情報量が多すぎます。すべて記憶することは到底不可能。すでに知っていることは覚える作業から削除しています。そうしないと頭がパンクしてしまいます。
知っていると覚えているは別物
知っている事と覚えていることは全く違います。例えば携帯電話の番号。
・他人の電話番号は知っている(スマホに登録済)
・覚えているのは自分の番号だけ
人の番号なんて覚える必要ないですもんね。「知っているだけでいい」と脳が判断するとなかなか覚えられないのです。
脳の記憶特性③
脳の記憶は失敗駆動型
失敗は成功のもと。失敗することで記憶に強く結びつきます。
ビギナーズラックでギャンブルで儲けた人はギャンブルの沼にハマりやすいとよく言いますね。トータルでみれば大損なのに、いつまでも「いつかは取り戻せる」と勘違いしてしまいます。
予測記憶法
予測記憶法は脳の特性をうまく利用した勉強法です。脳は失敗すると記憶に結びつきやすい。これを利用し、普段の生活の中でも次に何が起きるかなど予測をしながら行動をとりましょう。
予想に反して期待はずれの結果が起きたとき記憶に強く結びつきます。
テスト勉強でいえば、穴埋め問題を解かずにすぐに答えを見ようとする人ばいます。あれはダメです。
まずはしっかり本気で悩んで穴埋めを記入しましょう。その上で問題を間違えれば簡単に記憶に残ります。「あ、間違えた」と思うのはとても重要なのです。
一夜漬けはダメ。
一夜漬けは本当に無駄。言い換えるならその日の短期記憶の量を増やしているだけです。試験勉強をするときに本当に大切なのは日々の積み上げです。一夜漬けでは一晩でほとんど忘れます。
まとめ
天才が書いた本なので読むと脳みそがぶっ飛びそうですが、まとめ記事を書くことで少しは天才の知能を借りることができました。
まずは脳の記憶特性をしっかりと理解することが大切。
①通常曖昧な認識をする
②知っていることを覚えようとしない
③記憶は失敗駆動型
脳は怠け者ですぐにサボろうとします。記憶の特性、勉強方法を知ってもらった上でどう未来を変えていくか。
全く読んだことのない分野だったり、まったく違う属性の仕事をしている人の考え方に触れることで記憶を合成できます。
たくさんの人の考えに触れていきましょう。